【2026年10月最新】オーストラリアのビザ・留学制度変更まとめ

【2026年10月最新】オーストラリアのビザ・留学制度変更まとめ



2026年に変更されたオーストラリアのビザ・留学制度のうち、留学生やワーキングホリデー生に関係する主な内容をまとめました。オーストラリア内務省・教育省および公式法令に基づく情報です。



【10月2日から】学生ビザ・保護者ビザの申請ルールが変更

ワーホリ(417・462)保持者は、豪州国内から学生ビザ(500)・保護者ビザ(590)を申請できなくなりました。

対象者は、申請時とビザ許可時の両方でオーストラリア国外にいる必要があります。申請先を日本に限定する規定ではありません。


豪州国内で申請できるか、まずはこちらをご確認ください

学生ビザ(500)・保護者ビザ(590)の主なケースをまとめました。

現在のビザ豪州国内からの申請
ワーホリ(417・462)学生・保護者ビザともに申請不可
観光ビザ・ETA(600・601・651)学生・保護者ビザともに申請不可
卒業ビザ(485)学生・保護者ビザともに申請不可
トレーニング・就労など(407・408・457・482)学生・保護者ビザともに申請不可
学生ビザ(500)次の学生ビザは原則申請不可
下記の例外に該当する方は国内申請が可能です。
保護者ビザ(590)次の保護者ビザを国内申請できます

国内申請ができない方は、申請時とビザ許可時に豪州国外にいる必要があります。国外申請に伴うブリッジングビザは発給されません。

上表は主なビザの抜粋です。その他の対象ビザは、公式の対象ビザ一覧をご確認ください。


学生ビザの方:国内申請できる主な例外

現在、学生本人として学生ビザを持つ方は、次のような場合に国内から次の学生ビザを申請できます。

  • 今のコースを修了し、上位の資格を取得するコースへ進学する場合
  • 小学校・中学校・高校で学ぶ場合
  • 博士課程へ進学する場合
  • 同じ学校で今のメインコースを修了するため、追加の期間が必要な場合
  • 学校がコースを提供できなくなり、別のコースで学び続ける必要がある場合

例外には条件があります

上位資格への進学では、今のメインコースの修了と、次のコースへの在籍などが必要です。資格の上下は、豪州の資格レベル「AQF」で判断されます。大学等を修了した方は、次も高等教育機関の上位レベルのコースである必要があります。

今のコースを修了するための追加期間は、元の修了予定日から最長12か月です。各ケースの詳しい条件は、下記の公式案内をご確認ください。

このほか、語学コースなど資格レベルのないコースから資格取得コースへの進学や、豪州政府の支援を受ける学生などにも例外があります。

学生ビザの家族として滞在している方が、自分の就学のために学生ビザを申請する場合は国外申請が必要です。このケースに例外はありません。


配偶者・子どもを同行させる場合

  • 配偶者・子どもを学生ビザの申請に含めることは、原則できなくなりました。
  • 学生ビザの許可後に、家族を追加する申請もできません。例外はありません。
  • 家族を含められる場合も、本人と家族は同時に申請し、申請時に同じ場所にいる必要があります。

博士課程の学生や政府の奨学金受給者などには例外があります。すでに家族として学生ビザを持つ方などにも、引き続き家族を含めて申請できるケースがあります。対象者と条件は、下記の公式案内をご確認ください。

内務省:家族帯同・家族の追加申請


中高留学に保護者が同行する場合

中高留学に同行する保護者の国外からの590申請は引き続き可能です。現在590を持つ方も、豪州国内から次の590を申請できます。

一方、ワーホリや観光ビザなどの対象ビザから、豪州国内で590へ変更する申請はできません。保護者ビザ(590)は、学生ビザ(500)の家族帯同とは別の制度です。


現在の学生ビザ・申請済みの学生ビザについて

今回の変更は、現在持っている学生ビザには影響しません。10月2日より前に申請した学生ビザは、家族を含む申請も含め、申請時のルールで審査されます。

内務省:国内申請と例外の条件

内務省:国外申請・申請済みの方への案内


【10月2日から】学校変更の制限期間が6か月から12か月に

学校課程以外の留学生が別の教育機関へ転校する際の制限期間は、原則としてメインコースの最初の6か月から12か月へ延長されました。ビザの再申請ルールとは別の変更です。

  • 一時的な措置で、2027年7月1日からは6か月に戻ります。
  • 小中高校の学生は今回の延長の対象外で、最初の学校課程の6か月という扱いが続きます。
  • 制限期間内でも、在籍校による転校許可(release)などの例外があります。
  • すでにメインコースを6か月以上学んだ方でも、12か月未満であれば今回の延長の影響を受ける場合があります。

教育省:転校制限期間の変更(学生向け)


【10月5日から】一部VETコースの留学生向け新規入学停止

BSB80120 Graduate Diploma of Management(Learning)は、2026年10月5日から留学生の新規入学・新規就学開始ができなくなりました。

10月5日より前に在籍し、すでに授業を開始している学生は、引き続き修了まで学ぶことができます。入学許可証(CoE)を取得済みでも、まだ授業を開始していない方は対象コースを開始できず、CoEは取り消されます。

教育省:対象コースと在校生・入学予定者への案内


2026年の主な変更を振り返る

1月21日:TOEFL iBTの受験登録

豪州のビザ申請にTOEFL iBTの結果を使う場合、2026年1月21日以降は、受験登録時に「Taking TOEFL for Australia」を選ぶ必要があります。

内務省:学生ビザの英語要件


3月1日:卒業ビザ(485)の申請料金引き上げ

一般的な主申請者の基本申請料金は、AUD 2,300からAUD 4,600へ引き上げられました。その後、7月1日に再び変更されています。

公式法令:卒業ビザの申請料金改定


7月1日:学生ビザ・ワーホリなどの申請料金改定

主な基本申請料金は次のとおりです。金額はオーストラリアドル(AUD)で、日本国籍の一般的な主申請者を想定しています。

ビザ7月1日からの基本申請料金
学生ビザ(500)・通常料金AUD 2,500
学生ビザ(500)・ELICOS/Non-Awardの対象申請AUD 2,050
保護者ビザ(590)AUD 2,500
ワーホリ(417)・1年目AUD 840
ワーホリ(417)・2年目/3年目AUD 1,000
卒業ビザ(485)・一般的な初回申請AUD 5,750

ELICOSは留学生向けの英語コース、Non-Awardは学位・資格の取得を目的としないコース区分です。料金は申請区分や国籍などによって異なり、家族の追加料金・該当する追加申請料金・決済手数料等は上表に含みません。

公式法令:7月1日の申請料金改定

内務省:ビザ申請料金の見積もり


そのほかの留学制度変更

  • 5月19日から:ASQAに対する一部の新規CRICOS登録・コース登録申請が、2027年5月19日まで一時停止されています。これは教育機関の登録申請に関する措置です。

教育省:2026年の留学制度変更


政府が発表した今後の変更方針

政府は9月に、次の方針も発表しています。内務省は、変更を今後12か月にわたり段階的に実施すると案内しています。

  • ワーホリ2・3年目:地方での就労要件を伴う抽選制度の導入、および審査期間を3か月に安定させる方針。
  • 観光ビザ:すべての観光ビザに「No Further Stay(豪州国内での追加滞在申請を制限する条件)」を導入する方針。
  • そのほか:技能移民の優先審査分野の見直し、有効なビザを持たない滞在者への対応、移民エージェントへの監督強化など。

上記は政府の発表内容です。ワーホリの抽選制度について、日本国籍者の具体的な適用条件・開始日を、この発表ページは示していません。また「3か月」は個別申請の審査完了を保証するものではありません。

内務省:政府の移民政策変更発表


掲載情報について

2026年10月5日時点の公式情報をもとに、留学生・ワーホリ生に関係する主な変更を掲載しています。すべての制度変更や例外を網羅するものではありません。個別のビザ申請可否は、内務省の最新案内をご確認ください。

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